これからの季節はガーデニングをはじめるにぴったりの季節。せっかくなら、お手入れに使う道具にもこだわりたいものです。今回は、おしゃれなデザインと機能性の高さで数多くのガーデナーさんからの人気を集めている、ホールリールやジョーロをご紹介します。
今回は、その人気の秘密について「Royal Gardener's Club」のブランド立ち上げ、そして商品開発にも携わってきた「Royal Gardener's Club」ブランド担当の岡本克幸さんにお話をお聞きしました。
人気の秘密は上質なライフスタイルにマッチするデザイン性の高さ。「Royal Gardener's Club」の散水用品は、ガーデナーさんからの「なぜ散水用品は同じようなものしかないの? 自分のこだわりが詰まった庭にあう色やデザインのものが欲しい」という声に応えるため、商品化がスタートしたものでした。
確かに散水用品といえば、青や白が一般的。その点「Royal Gardener's Club」のホースリール「コンパクトガーデンリールⅡ」は庭に馴染むシックな色合いのブラウンとグリーンが用意されています。
▲「コンパクトガーデンリールⅡ」は日光による紫外線劣化や温度上昇などからホースを守るカバータイプのホースリール。左からコンパクトガーデンリールⅡ 20m グリーン×ブラウン、コンパクトガーデンリールⅡ 10m グリーン×ブラウン、コンパクトガーデンリールⅡ 20m ブラウン×ブラウン、コンパクトガーデンリールⅡ 10m ブラウン×ブラウン。ネットストアにて購入可能
「ガーデンジョーロ」には7色ものカラーバリエーションがあり、お庭の雰囲気や好みにあわせて好きな色を選ぶことができます。
▲カラーバリエーションが豊富な「ガーデンジョーロ」。カラーは左からフレッシュグリーン、バニライエロー、フォレストグリーン、カカオレッド、ココアブラウン、ティーグリーン、レイクブルー。ネットストアにて購入可能
細部までこだわった機能性と軽さ
植物にも人にもやさしいホースリール
「『ホースリールって庭で移動させる時、重くて意外と大変』というガーデナーさんの声を受けて商品化を進めました。名前の通りコンパクトで軽いのが一番の特徴で、持ち運びやすいのはもちろん、収納がしやすいこともご評価いただいているポイントです。なお、コンパクトさと軽量化を実現するために、一般的なものより細いホースを採用しています」
※「10m」タイプはステップはありません
▲左がホースの長さ10m(2.2kg)、右が20m(3.4kg)。どちらもコンパクトで持ち運びやすい
▲レバーを握ると水が出る仕組み。長時間、水をまく際には、ハンドル下部の金具にレバーを固定すればレバーを握った状態を保持できるため、手の負担を軽減できる
水のまきやすさは、さすがのタカギクオリティです。ホースのノズルは、手元で水が止められるほか、「拡散」「ストレート」「ジョーロ」「シャワー」と用途にあわせて水の出し方を変えることが可能。
特に「ジョーロ」の水流は、ホースの水とは思えないほどの優しさときめ細かさ。
これはノズルのスクリーン(水が出る部分)の穴の数が多く、一つひとつの穴も細かいからこそ実現できています。ここまで小さな穴をあけられるのは、タカギの技術者の熟練した技術があるからです。
▲ノズルのスクリーン。これだけ小さな穴をあけるためには、この部品を作るための高精度の金型が必要。そんな金型を作られるのは熟練の技術者がいるタカギだからこそ
▲ホース長10mのものは底面に収納用フックが付いているので、吊り下げて収納も可能。細部まで機能性を追求していることがわかる
こんなにおしゃれで機能性も抜群
ガーデナーを魅了するジョーロ
▲ハンドルの上部(写真上)とサイド部(写真下)の太さを微妙に変えるなど、細部へのこだわりを感じる設計
また、吸水口にスライド式のカバーが付いており、『カバーをすれば、持ち運びする時に水がこぼれにくいし、収納時にも落ち葉や虫が入りにくい』とたくさんのガーデナーさんからご好評いただいているポイントの1つです」(岡本さん)
▲スライド式のカバーは、水を持ち運ぶときにも便利
▲底面の収納用フック付なのがうれしい