これで大掃除要らず!プロが教えるリビングまわりラクラクお掃除術

日々のお掃除にひと手間加えて、リビングをキレイに保つ方法を「シェアリングエコノミー型」の家事代行サービスとして人気の「タスカジ」で活躍するハウスキーパー、通称「タスカジさん」がレクチャー! 今回紹介することを実践すれば「リビングが常にピカピカなので、年末の大掃除が必要なくなった!」なんてことも夢ではないですよ。

例えば「毎日3分間だけ絨毯に掃除機をかける」など、負担にならない範囲でお掃除を習慣づけるのがおすすめです。
習慣づけられればしめたもの。いつもキレイなお部屋で過ごせるので、より心地のよい暮らしが手に入ります。

お掃除のコツを教えてくれるのは?

くくるさん/タスカジさん歴4年、家事代行業歴12年のべテランハウスキーパー。「人生、元気で楽しく」をモットーに、「依頼者様にも楽しく生活していただきたい」という気持ちで、日々の仕事に取り組んでいます。

ここからは、くくるさんにリビングのお掃除のコツについて教えてもらいましょう!

フローリングは水拭きで美しさを保つ

フローリングのお掃除は、汚れが気になったらフロアワイパーとドライシートでホコリをとって、数日に1回、掃除機をかけるというお宅が多いのではないでしょうか? 

できれば、それに加えて週に1回は水拭きをして欲しいところです。水拭きの際はマイクロファイバークロスを使っても、ウエットシートをつけたフロアワイパーを使ってもOK。ただ、個人的には力をかけやすい手拭きがおすすめです。

木材は水分に弱いので、水拭き後は速やかに乾拭きするように心がけてください。なお、床の素材によっては水拭きできないものがあるので必ずご確認を!


絨毯のお掃除は掃除機のかけ方が肝!

絨毯は掃除機を使ったお掃除が基本になりますが、掃除機は一方向だけでなく、斜めや十字に動かすようにしてください。絨毯の毛を起こして、毛の間に詰まっているゴミを吸い出すことができます。さらに小さなお子さんやペットがいるお宅は、粘着ローラーを最後にかければ完ぺき。

最低でも1週間に1回は、このようなお掃除をするとよいでしょう。なお、絨毯のにおいが気になる場合は、消臭効果のある重曹を粉のまままいて、2~3時間おいてから掃除機をかけましょう。表面だけでなく、裏面も同様に掃除をすると衛生的です。


畳にはかびの原因となる湿気を残さない

畳は、目に沿って掃除機をかけた後、水で濡らしてかたく絞った雑巾で拭きます。水拭きも目に沿って行いましょう。

水拭きが終わったら、扇風機などの風を当ててできるだけ早く乾かします。湿気が残るとかびが生える原因になるので乾燥は念入りに。


窓掃除は拭く方向に注意!

窓の内側は、水拭き後に乾拭きすれば十分キレイになると思います。窓を拭く際はクロスを一定方向に動かすのが鉄則。クロスを戻すと汚れも窓に戻ってしまうので注意が必要です。

窓の外側は、多めに水を含ませたタオルやマイクロファイバークロスで汚れを水で流すように拭いていきます。水分が少ないと、窓についている砂ボコリがガラスを傷つけてしまうことがあるので要注意。

1度拭いて、汚れが落ちなければ、再度水拭きしてください。キレイになったら乾拭きをして終了です。

窓掃除は少なくとも半年に1回はしたいですね。


フロアワイパーを使って効率的に壁のホコリを落とす

リビングの壁は、2〜3日に1度ホコリを取りましょう。ホコリ取りにはハンディワイパー(持ち手が伸びるロングタイプ)があると便利です。

そして1か月に1回程度、水で濡らしてかたく絞ったマイクロファイバーで拭くとさらにきれいになります。この時、高いところから拭いていくのがポイントですが、フロアワイパーを使えば手が届かない部分も楽にお掃除が可能。

お部屋の角やエアコンの風が当たる部分はホコリが溜まりやすいので、特に念入りに拭くとよいでしょう。


タスカジさんおすすめ!
これだけは揃えたいリビングお掃除グッズ5選

1.マイクロファイバークロス

柔らかく、汚れも効率よく絡めとってくれるお掃除に最適なクロス。100円ショップで購入可能

2.フロアワイパー

マイクロファイバーをつけて、床や壁の高いところを拭くのに便利

3.ドライシート&ウエットシート

フローリングのお掃除には欠かせません。ドライシートだけでなく、ウエットシートを併用することで足裏の汗や皮脂汚れなどを除去します

4.重曹

絨毯のにおいが気になる場合に振りかけて使用

5.マイクロファイバークロス製の掃除用手袋

手にはめたまま拭き掃除できるアイデアグッズ。棚やブラインドなどのお掃除に力を発揮します。100円ショップで購入可能

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