“腸活おばけ”加治ひとみさんに聞いた 美と健康の秘訣【後編】

加治ひとみさんのように腸活を行おうにも、いきなり全部実践するのは難しそう。一体何からはじめたらいいの? そんな悩みをもつ人に最初の一歩としておすすめなのが、「いつもの飲み物をできるだけ水に置き換えて白湯にして飲むこと」。水を飲むなら「お金も特別な準備も必要ありませんし、それだけで便秘の改善も期待できます」(加治さん)。1日を通した水の飲み方について、加治さんにアドバイスしてもらいました。

起床後

目覚めに白湯を飲むのが腸活の第一歩。

「腸を動かしてカラダも温めるために、沸騰したお湯に水を注いで50℃くらいにした白湯をゆっくり飲みます。毎朝の習慣として、目覚めて15分以内に行っています。

ちなみに、白湯を飲む時にはスマートスピーカーで野鳥の鳴き声を流しています。まるで森の中にいるような雰囲気の中で飲むと、白湯がカラダ中に染み渡っていく感覚が一層深く味わえるんですよ」(加治さん)

朝食時

食事中の水分補給は水で。「料理の味わいを邪魔しない水が、食事中に飲むには最も適していると思います」(加治さん)

冷たすぎると腸への刺激が強いので、常温や白湯で飲むのがおすすめです。

ちなみに、写真は加治さんお気に入りの「腸活レシピ」。豆乳ヨーグルトにバナナと砕いたナッツとはちみつをかけるだけの、お手軽で栄養満点の朝ごはんです。

勤務時間&昼食時

仕事中や昼食時も水分補給は忘れずに行いましょう。可能であれば、飲みなれている浄水をマイボトルに詰めて持参するのがおすすめです。

また白湯にしたり、ハーブティーにしたりと、その日の気分に合わせてバリエーションをつけるのも楽しいですよ。

ただし、無理な量を飲もうとしなくて大丈夫!

「よく1日2リットル以上の水を摂るのがよいといわれますが、私のカラダには2リットルは少し多過ぎるので、1日1.5リットルくらいが丁度よい量です」(加治さん)

自分のカラダにあった量を飲むのが大切なようです。

仕事後のエクササイズ時

運動の際には、汗で失われた水分を補給するため、こまめに水を飲むようにします。

「ピラティスをするときには、必ず水を持っていきます。せっかく渇いたカラダを潤すなら、やっぱり体内をめぐりやすい水がおすすめです」(加治さん)

夕食時

「夕食も食事の味を邪魔しない水を飲むことが多いです。だからこそ塩素の匂いがする水は控えるようにしています。おいしい浄水を飲みたいですね」(加治さん)

写真は加治さん特性の手料理。発酵食品や食物繊維をたっぷり含んだたれを、魚や肉にかけて食べるのがお気に入りとか。

入浴後

入浴時に失われた水分を補給します。

「私はお風呂上りに炭酸水を飲むことが多いですね。炭酸水には疲労回復や代謝アップ、また便秘の改善にも効果があると言われています。お腹が膨れるので、暴飲暴食を防ぐのにも役立ちますよ。もちろん普通のお水でもいいと思います」(加治さん)

就寝前

白湯を飲んで1日を締めくくるのが、加治さんの眠りにつく前のルーティーン。

「毎晩、白湯でカラダを潤わせ、温めてから眠りにつきます。そうするとよい夢が見られる気がするんですよ」(加治さん)

自分に合った水の飲み方で内側から美しく

水は、加治さんの美と健康を保つのに欠かせないもの。読者の皆様も、この機会に水を飲む量やタイミングを見直してみてはいかがでしょうか。

「おいしい水を効果的に飲むことで、心やカラダにポジティブな変化を感じられますよ。皆さんもぜひ試してみてくださいね」(加治さん)

加治ひとみさん

2016年に歌手デビュー。その後、長年続けている腸活やフィットネスで鍛え上げたしなやかなボディが、数々の女性誌に取り上げられ大きな話題に。現在では、アーティスト活動だけでなく、ファッション誌のモデルやテレビ出演など活躍の場を広げている。

関連記事

ページの先頭へ