目に見えない不純物やニオイを吸着したり、化学反応で残留塩素を分解したりと、頼もしさは抜群の活性炭ですが――カートリッジの中で働いているのは、活性炭だけではありません!
水の中の成分を選んで交換する「イオン交換体」、活性炭では取りきれない物質をキャッチしてろ過する「不織布」、「中空糸膜」など、実は複数の素材が“チーム”になって水をきれいにしているのです。今回の記事では、この“縁の下の力持ち”たちにフォーカス。活性炭とはまた違う役割や、どのように連携して浄水を支えているのかをご紹介します!
溶解性鉛の除去担当!イオン交換体
活性炭があらゆる物質を吸着してくれる頼れる存在だとしてもどうしても苦手なものがあります。その代表が「溶解性鉛」。水に溶け込んだ状態の鉛は、活性炭では除去できません。
そこで登場するのが、“イオン交換体”です!
イオン交換体は、水の中の溶解性鉛(Pb²⁺)を取り込み、無害なイオン(H⁺やNa⁺など)に“交換”して放出します。名前の通り、イオン同士を入れ替えることで、水の中の鉛を安全な物質へと置き換えてくれます。
そもそも溶解性鉛は、1980年代後半まで使われていた鉛製給水管が原因。加工しやすく扱いやすい金属だったため広く使われていましたが、年数が経つと鉛が水に溶け出すケースが問題になりました。
そんな“見えないリスク”に対して、静かに働き続けているのがイオン交換体。浄水カートリッジの中で、活性炭とはまた違う仕組みで水の安全を守る、頼れるメンバーなのです。
細かな物質も見逃さない!不織布・中空糸膜
不織布(ふしょくふ)と中空糸膜(ちゅうくうしまく)は、いわば“こし取り名人”のような存在。にごりや目に見えない濁りや鉄の微粒子、アルミニウム(中性)など、粒子状の汚れをしっかりろ過してくれています。
これらの物質は、水道配管のサビや漏水によって混ざる土壌成分、工事時の流入、浄水処理に使われる凝集剤の残りなど、さまざまな理由で水の中に紛れ込んできます。活性炭の孔では取り切れない“粒の大きさや種類”もあるため、別のサポートが欠かせません。
まずは不織布。
細かな繊維が重なり合ったフィルターで、活性炭では取り除くのが難しい、比較的大きな粒子などを事前に取り除いてくれます。
そして、さらに小さな微粒子を相手にするのが中空糸膜。ストローのような細い管が束になった構造で、壁面に空いたごく小さな孔が微細な粒子の通過をシャットアウト。まさに“最後の砦”のように働いて、きれいな水だけを通します。
さまざまな種類の汚れに合わせて、それぞれの得意分野を発揮する――中空糸膜と不織布は、浄水カートリッジの中でも非常に頼もしいフィルターチームなのです。
タカギの3種類のカートリッジ!
タカギの浄水カートリッジは3種類あります。不織布・活性炭・イオン交換体の3つで水を守る「標準カートリッジ」。7+1種類の物質を除去できます。
さらに一歩踏み込んだのが、より多くの物質を除去できる「高除去カートリッジ」。除去できる物質は16+1種類になりチェックも厳しめ。まるで精鋭部隊のように、細かい物質まで逃さずキャッチします。
そして、粒子状の濁りや微細な鉄・アルミにも強いのが「高除去+にごり除去カートリッジ」。不織布・活性炭・イオン交換体に加え、中空糸膜が参戦し、活性炭では見逃しがちな微粒子までブロックし16+3種類除去してくれます。
活性炭に続いて、「イオン交換体」「不織布」「中空糸膜」と頼もしい仲間がきれいな水を守ってくれていますね。ところで、吸着や化学反応の仕組みを知ると、どのフィルターにも“役割の限界”があることがだんだんと見えてきたのではないでしょうか…。カートリッジは使い続ければ必ず交換が必要に。交換しないままでは、取り除けない物質が増えてしまうのです。
次回は、この「交換のタイミング」をどう見きわめるか、そして水の安全を守るために知っておきたいポイントをお伝えします!
クイズに答えてポイントGET! 浄水カートリッジクイズ
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