タカギ浄水カートリッジにおけるPFOS/PFOA除去性能確認済!
昨今のニュース番組などで、たびたび話題となっている有機フッ素化合物(PFAS)。もし、自分や家族が飲む水に、健康に影響を及ぼすとされる有害物質が含まれていると聞けば、多くの人が気になることでしょう。
この度タカギでは、有機フッ素化合物(PFAS)の一種であるPFOSおよびPFOAの弊社浄水カートリッジでの除去について、浄水器協会(JWPA)が定める規格基準(JWPAS B基準)で規定された試験方法による試験を実施し、以下の浄水カートリッジ品番でPFOSおよびPFOAを除去できる※1ことが確認できましたので、お知らせいたします。
※1:水道水の「水質管理目標設定項目27項目」に設定されたPFOSおよびPFOAの目標値(上限)濃度の水を、各浄水カートリッジで表示総ろ過水量通水時80%以上除去できることを第三者試験機関にて確認(浄水器協会自主規格※2による試験に準ずる)しております。
※2:JWPAS B.210 浄水器の除去性能等試験方法に関する規格基準

このメールをお送りしている皆さまがお使いいただく浄水カートリッジは、PFOSおよびPFOA除去性能確認済の浄水カートリッジです!
PFOS・PFOAとは
PFASは1万種種を超える有機フッ素化合物の総称です。その中でも代表的な物質にPFOS・PFOAがあります。化学的に非常に安定しており、自然界ではほとんど分解することができず「フォーエバーケミカル」などと呼ばれています。
2000年代はじめごろまで、さまざまな工業で利用されました。私たちの身の回りの製品を作る際にも使われていましたが、2009年以降、環境中での残留性や健康影響の懸念から、国際的に規制が進み、現在では、日本を含む多くの国で製造・輸入等が禁止されています。
日本国内でも、新たに作られることは原則ありませんが、分解されにくい性質があるため、今も環境中に残っています。

【正式名称】
■PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸/Per Fluoro Octane Sulfonic acid)
主な用途:メッキ処理剤、泡消火薬剤など
■PFOA(ペルフルオロオクタン酸/Per Fluoro Octanoic Acid)
主な用途:撥水剤、界面活性剤など
環境省は令和2年5月28日、PFOSとPFOAを人の健康の保護に関する要監視項目に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定目標値(暫定指針値)を1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L、PFOSとPFOAの合計値)に定めています。
参考・出典
環境省
PFOS、PFOAに関するQ&A集(2024年8月)
有機フッ素化合物(PFAS)について 2024年8月版 リーフレット